無形資産の研究に関する進行状況(2010.4/20)

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引き続き、開発費の資産計上について論点の整理を行うとともに、他社から研究開発の成果を買い入れた場合の取り扱いについて検討を行った。

具体的には、
  • 研究開発の途中段階の成果を売買する場合を想定し、IFRSで定められている資産計上の要件の是非について検討を行った。
  • 資産計上された開発費の減損について検討を行い、共用資産とは異なる減損方法に関するカテゴリを模索する方向で検討を行ってゆくことを確認した。
  • 研究開発を外部委託する場合の取扱いに関して、研究の成果は費用処理し開発の成果は自己創設による取得の認識要件を満たす場合は資産計上する会計処理を採用した場合に、資産計上すべき部分と費用処理すべき部分との判別可能性が自己創設の場合に比して低減する可能性について、検討の必要があることを確認した。
  • 研究専用資産の会計処理について検討を行行い、費用計上することで合意をみた。
  • 資産計上された開発費の会計処理について検討を行い、費用計上することで合意をみた。
  • 資産計上された開発途上の開発費の減損処理について検討を行い、通常の減損によることで合意をみるとともに、「通常の減損」そのもののあり方について別途検討の必要性があることを確認した。

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